2016年12月21日水曜日

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モーリス・メルロー・ポンティ
一般に考えられたように、現象学的還元は、観念論的哲学の定式であるどころか、実存哲学の定式なのである。―――ハイデガーの「世界-内-存在」(In-der-Welt-Sein)は、現象学的還元を基礎として、はじめて出現しえたのである。

科学は知覚された二つの線が、実在の二つの線と同様、等しいか不等かのいずれかであることを要求する。そして両義性ないし「ぶれ」(bougé)を許容し、文脈によって形が決定されるということが、知覚された物の本質に属することを見ようとはしない。

われわれが現象学の統一性とそのほんとうの意味とを見出すのは、ほかならぬわれわれ自身のうちにおいてである。大切なことは、典拠を数多く並べることではなくて、われわれにとっての現象学を定着し、客観化することである。

意識は絶えず自己の歩みを捉え直し、同一のものと認知できるような一個の対象のうちに収約し定着させ、次第に「見る」事から「知る」事へと移行しつつ自己自身の生の統一を獲得する。

あらゆる色は、その最も内面的な本質においては、外部に現れた事物の内的構造にほかならない。金の輝きは我々にその等質な組成を、木材のどんよりとした色はその異質な組成を感性的に呈示する。



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